船橋市議会 2008-11-17
平成20年11月17日文教委員会−11月17日-01号
◎
建築課長
あくまでも
基準法上でいって、階段は中の階段だけでよろしいので、法的にはよい階段である。ただ、2階に
避難用の2方向のを確保しなくてはならない
施設かなと思って、行きどまりにならないように端部に2カ所つくっている。あくまで非常的な階段の
利用になっている。
◆
金沢和子 委員
それはよくわかった。
あと、屋上に
ハト小屋があるが、これは
地域の方から何か要望があったのか。
ハト小屋のある
公民館って余り聞いたことがないので、どういう経緯で
ハト小屋がつくことになったのか。
◎
建築課長
この
ハト小屋というのは、抽象的な名前であって、ハトを入れるとかいうことではない。あくまで設備的な配管の
点検用の
配備スペースの一環の一部である。
◆
金沢和子 委員
じゃ、ハトを飼うわけではなくて、
ハト小屋という名前がついているが、
ハト小屋ではないということでいいか。
◎
建築課長
あくまで設備的な専門というか、
水道用語である。
◆
金沢和子 委員
あと2点お聞きしたい。
オートバイで来る方が、ちゃんと
駐輪場が
利用できるのかなというのが気になっている。というのは、この間、別な館の、
教育委員会ではないが、そこでは
駐輪場の要望だけじゃなくて、
オートバイもとめられるようにしてほしいというのがあって、
オートバイは
オートバイで分けているというケースがすごく多い。だから、
駐輪場はあるが
オートバイはだめということになると、じゃ
オートバイで来た方はどうしたらいいかなというのがある。なので、この
駐輪場は、
自転車20台の中に
オートバイが含まれているのかとか、もしくは
オートバイの
利用については現在考えていないということであれば、自動二輪の
駐車スペースをぜひ検討していただけないか。
◎
社会教育課長
自転車の20台というのは、
オートバイを入れての数である。
◆
金沢和子 委員
わかった。じゃ、特に
自転車と
オートバイを分けるということではなく、ここにとめてくれということだと理解した。
公共交通との関係だが、先ほど日大駅からの
アクセスがいいというお話だったが、駅から何分なのかを聞きはぐってしまった。日大駅からが何分なのか。
もう1つは、バスでここに来ることができるのかいうことである。今、
坪井で公共的なバスがどうなっているのか、私はわからないので、例えばバスで来たいという方が、果たしてバス停がどこなのかもわからないので、その辺はできるのかを教えていただきたい。
◎
建築課長
これは、日大駅から徒歩で約15分かかる。バスについては、どういう路線バスが走っているのか調査していないので、これから調べさせていただきたい。
◆
金沢和子 委員
延べ床面積1,896平米というのは大体どのぐらいの大きさの
公民館なのか。実は、小さいのかなと勝手に思っていて、今まで既存の
公民館で同じぐらいのものがあるか。
◎
社会教育課長
船橋の
公民館は25館あるが、特に平成になって建てられたのは、平均的に約1,500平米から1,600平米で大体同じぐらい。具体的には、近くでいくと松が丘
公民館、薬円台
公民館。ただ、床面積が1,600と言ったが、これは
地下部分の
駐車スペース370平米が含まれているので、通常の船橋の
公民館の場合は、東部
公民館、中央
公民館を除いて、地下
スペースに
駐車スペースがあるところはない。なので、松が丘や薬円台に比べると、若干狭い小さい
スペースである。今で言うと平均的な
公民館の規模ということである。
◆島田たいぞう
委員
環境に優しいということで、ひとつその辺からの切り口で、雨水の再
利用とか、それから太陽エネルギーとか、それから屋上緑化なんかも、ぜひ何かひとつ考えてもらいたい。この
坪井地区というのは、
近隣公園をつくる前は、多様的な生物がいっぱいいた。開発するためにどんどん破壊されているという現状で、そういう
部分をイメージするような園庭というか庭というか、そこの
部分の再構築というか、ここへ来ると
坪井らしい昔の樹木あったかなというような形の、僕はビオトープというのか、それはまあ1つの例として、そういうふうな類したような環境に優しいような
施設づくりをぜひして、
地域の住民の方にそういうイメージのような、ここに来るとこういうものが、なるほど環境に優しいんだな、また
近隣公園は昔こうだったなというような、
坪井はこうだったなということを、ぜひイメージするようなものを配置していただけるとありがたい。
今聞くと、ほとんど雨水の再
利用もないようだし、太陽エネルギーも屋上緑化も、周りがちょっと樹木を多くするという話を聞いたが、その辺ちょっといま一つ足らないなという気がしたので、その辺はまた
基本計画であるし、また地元の意見もよく聞きながらぜひお願いしたい。
もう1つ、地元で何回か
説明会をやったと言うが、私がほかの
公民館を
利用したりすると、茶室と
実習室の
利用者数が、極端に言っていつもあいている。もちろんお茶をやる人とか、料理をやる人に対しては申しわけないが、そこの
部分はきちっと考えてつくられたのかどうか、
設計されたのか。これ
地域住民の方の意見がワンパターンになって、ほかの
公民館もこうだから、ここもこうだというような意見をある程度基本的に出されていったのかなという気がする。その辺はどういう経過があったのか、住民からの意見も含めてお話を伺いたい。
◎
社会教育課長
委員ご指摘の環境への配慮として、
設計段階でもいろいろ考えていた。まず、屋上緑化だが、屋上緑化の議論からしてきたが、やはりここは
公園の中の
公民館であるということで、屋上緑化というよりも周辺に、
外構部分に緑をたくさん設けようという、そんな観点で、屋上緑化ではなくて
外構部分の
植栽計画という形ということで、今回
設計した。
それと、太陽光によるソーラー電気だが、特に最近は進んでいるが、屋上にもその辺の初期の
設計段階では、太陽光のソーラー電気を考えていた。ただ、費用対効果を考えると、本市の計画した太陽光、全体の3%の電気をカバーするために、金額的には2000万近い金額が生じてしまうということである。ある意味太陽光をやるにしても、全体の電気量の1割以上がなければ、なかなか効果としてはあらわれないんじゃないかというふうなことで、今回の予算の関係として、太陽光のソーラー電気の設備はカットした。
ただ、やはり外構関係にかなり重点を置く
設計になっているので、街灯程度については、今後予算が許せば、太陽光によるソーラー電気の設置を考えたいと考えている。
雨水の
利用については検討していない。
和室の
利用だが、おっしゃるとおり
公民館の場合は、比較的
高齢者の方が多くお使いになるということで、かなり座るということが、なかなかできない
利用者が多い。今回も和室をどうしようかという話になったにはなったが、通常でいう和室を2部屋つくることは今回はやめにして、最低限、先ほど茶室を兼ねると言ったが、茶室も含めた形の18畳程度の和室の
スペースを今回の中で設けさせていただいたという状況である。実際、確かに和室の
利用は少なくなって、特に最近少なくなった。その辺は検討した結果、この
スペースになったということである。
地域の方の要望で、昨年度いろいろご意見をお伺いしたときに、最低限の和室の
スペースは欲しいという
地域の要望があった。
実習室の要望はあった。
◆島田たいぞう
委員
今の、環境に優しいということで、ぜひさっき私のイメージした
坪井の森林、樹木がいっぱいあった、また生物の多様性。ただ木を持ってきて、ありものの木というのは余りよくないと私は常々思っている、街路樹にしても。やっぱりここの
坪井で生きた生物なり樹木があると思う。その辺難しいだろうが、よく考えていただいて、ぜひ
坪井をイメージするような外構をお願いしたいと要望する。
それからあわせて、もし茶室、
実習室、確かに地元の意見があったということは、それはそれで結構なことだと思うが、つくるならば、やっぱりそれを
利用する事業活動をしてもらいたいし、また
地域の人たちにも、なるべく
利用できるようなものにしていただきたい。本当に申しわけないが、
会議室がどこにもなくてという中央
公民館に行くと、いつも「
実習室ならあいていますよ」と言われる。だから、その辺もしやるならば、その料理教室、我々も男の料理でやって
利用しているが、それもちょっといかがなものかなというふうに考えているので、せっかくつくるのだから、ぜひもう一度いろいろご検討いただきたいという要望である。
◆朝倉幹晴
委員
まず
駐輪場だが、この
駐輪場に屋根はあるのか。
◎
建築課長
屋根はない。ただ、舗装しただけ輪郭をつくるだけである。
◆朝倉幹晴
委員
地元の要望も聞きながらも、場合によっては屋根というふうに検討していただいたらいいんじゃないかと思うが、それは要望にしておく。
それと
トイレだが、これはほかの
公民館の例とか、あるいはいろんなイベント等の例を見ていると、多分通常時は、この
トイレの数で大丈夫だと思うが、イベントのときに女子
トイレは不足するのではないかと思う。
それで先日、さいたま市立の桜木図書館というところで初めて見たが、
トイレのドアが回転式になっていて、つまり開きの形じゃないので、回転式なので、滑り式なので、少し出っ張りが少なくなっている。あれなんかをうまく
利用すれば、もう少し工夫すれば、もしかしたらもう少し部屋がとれるかなということもあるので、これもちょっと調べていただいて検討していただくよう要望する。
それともう1点、ステージのところのどんちょうに、先ほど島田
委員が言われたような、こっちとも重なるが、例えば
坪井の自然などを描くようなどんちょうをつくるとか、そういうことも検討されたらと思う。
すべて要望にする。
◆
大矢敏子 委員
ちょっと図面がわからないが、かなり
公民館の全体的なイメージが、盛り土をしたような上に建つ形になっているように見受けるが、正面のこの玄関の
入り口は、道路
部分の高さと歩道があって、
公民館の
入り口まで全部平らと考えていいのか。
◎
建築課長
現状が、すり鉢状でえぐれている土地である。そこは最終的には地下ができて、埋め戻して平らにして、
委員がおっしゃった
アプローチについては、道路のほうが若干20センチぐらい高くなっている。それが勾配で玄関になっている。
◆
大矢敏子 委員
道路があって、歩道は下がるのか。
◎
建築課長
歩道のほうが高くて、多少玄関が低くなっている。
◆
大矢敏子 委員
違う。道路があって歩道があるわけでしょう。道路から比べると歩道はどうなっているの。上がっているのか、下がっているのか。
◎
建築課長
上がっている。1段上がっている。約15センチ上がっている。
◆
大矢敏子 委員
歩道が15センチ上がっているのか。
◎
建築課長
はい。
◆
大矢敏子 委員
上がった歩道から、また玄関に入るのに下がるのか。
下がったままずっと玄関に行くということか。
◎
建築課長
はい。
◆
大矢敏子 委員
いや、ゼロ地点から見ると、玄関のところで1.何メートルか下がっている形に見えるので、この図面で。数字で見ると。だから、どういう仕上げになって平らになっているのかなと思ったので。
◎
建築課長
基本的に、これは前面道路の西側が一番高い。ここはゼロになっているかと思うが、この道路自体がかなりの勾配で、ずっと東側に下りている道路である。
◆
大矢敏子 委員
こうなっているの。
◎
建築課長
そうである。
◆
大矢敏子 委員
道路は東側に下りて、
公民館は右側に下りているのか。
◎
建築課長
いや、道路が東側に勾配ついている道路なので。
◆
大矢敏子 委員
東に勾配ついている……。
◎
建築課長
この道路がである。玄関の
アプローチのところをゼロのレベルにして、フラットに一番落ちていく。それで、その処理は、背後のがけののりがあったかと思うが、のりで処理している。
◆
大矢敏子 委員
だから、これで見ると、玄関に向かって、左手のほうも縁石から比べると、のり上がっている。もちろん
駐車場のほうの反対側は下がっているでしょう。
◎
建築課長
そうである。
◆
大矢敏子 委員
絵づらがあればわかったが、図面ばかりなので、絵がないので、その高さかげんがちょっとよくわからなかったので、入るのに不自由がなければ……。
◎
建築課長
説明させていただく。
これがでっかい道路である。ここがゼロにすると、こっちはずっと勾配で下りていく道路である。19メートル。ここに
アプローチがあるわけだが、ここをゼロにして、当然ここも低い位置である。しかし、低い位置から車庫に入っていく。この
公園全体が、ここが一番高い位置、全体の
公園がずっと東側のほうへ、ずっと
公園自体が下がっている。こういうひな壇形式の
公園になっている。
公園の中では、ここが一番高い位置になる。ここをゼロにして、ここがのりである。下がるのり。こっちは逆に道路が高いので、逆に今度はこっちが道路が高くて下がるのり。これが下がるのりである。こっちが低い、上の
公園のほうが。こっちが高いので低くなる。そういう意味である。こっちが下がる、こっちも下がる、そしてここでハッチ入っているかと思うが、これがフラットな
部分である。
そして、ここの玄関の
アプローチのところでゼロになる。それで、ここにあっては、道路が高いところにある。逆に直線でのり状になる。基本的に、これは下がっている。
公民館の一番低い位置である。ここにあっては、今度はこっちは、
公民館が高くて
公園のほうが低くなる。全体が斜めになっている、
公園自体が。
◆
大矢敏子 委員
斜線の
部分が、グラウンドが全部平らということ、
公民館の。
◎
建築課長
はい、そうである。これがフラットになっている。当然、
駐車場も。
◆
大矢敏子 委員
公民館の周りのところだけが、平らになっているということか。
◎
建築課長
要は、
建築地盤である。
◆
大矢敏子 委員
そこの境は何もしないで勝手に下がる、上がるになるわけ。
◎
建築課長
この辺はまだちょっと詳細に表現されていないが、U字溝を入れたり、そういったことまで、これからちょっと検討せざるを得ない。
公園緑地のほうとも協議して、その辺まだ検討しなきゃいけないなと。
◆
大矢敏子 委員
東側のほうは、そこの斜めの
部分と下の砂利道の仮設道路がある。そこまでの高さの違いはどのくらいあるのか。砂利道から上の平らなところまで。車が1台潜るぐらいあるので。
◎
建築課長
1.5メートルぐらい。場所によってちょっと違うが、約1.5メートル。
◆
大矢敏子 委員
1.5メートル高さでおさまっているのか。
駐車場の高さは2,300以上とっているでしょう。でも、下の地盤が上がっているからか。そんなものでおさまるわけか。
◎
建築課長
はい、そうである。その辺でおさめていきたいと思う。
◆
大矢敏子 委員
ということは、敷地の周りに余り平らな
部分がないのかなと思ったものだから。
◎
建築課長
委員がおっしゃったように余りない。なだらかなのりで、周りは
公園と
一体感を生かせる外構になる。
◆
大矢敏子 委員
見た目は、緑だとか自然の仕上がりだとかということをすごく重要視されていることがわかるが、逆に言うと、敷地の周りの底面積が少なくなっているから、そういう意味での
利用面積が少ないのかなと。だから、先ほど
駐輪場が20台と言ったけれども、ちょっと少ないかなと思ったが、もっと平らなところと思ったら、余り平らなところがないものだから、その辺のことを確認したい。
◎
建築課長
委員のおっしゃるとおりである。
駐輪場等については、今後その辺も、できれば事業課と検討していきたい。
◆朝倉幹晴
委員
駐輪場の屋根というのは、葛飾にしても塚田にしても普通あるものだと思うが、屋根をつけないというのは、何か技術的な問題があるのか。
◎
社会教育課長
屋根ができない1つの理由としては、この
スペースは
公園の敷地内である。
公園の敷地内については、工作物が基本的には設置できない。これは
公園のみどり推進課と協議をしているところだけれども、今のところは屋根がない現状であるということで、これは工作物に入らないというふうなことである。一応みどり推進課の了解というか確認をとっている。
──────────────────
○
委員長(佐々木克敏)
他に、
委員のほうで何かあるか。
[「
委員長」と呼ぶ者あり]
○
委員長(佐々木克敏)
暫時休憩する。
14時36分休憩
14時37分開議
○
委員長(佐々木克敏)
再開する。
他になければ、本
委員会を散会する。
14時37分散会
──────────────────
[出席
委員]
委員長
・石渡憲治(新風)
副
委員長
・橋本和子(公明党)
委員
・七戸俊治(市政会)
・浅野正明(市政会)
・田久保好晴(市政会)
・早川文雄(市政会)
・松嵜裕次(公明党)
・高木明(公明党)
・渡辺ゆう子(日本共産党)
・佐藤重雄(日本共産党)
・小石洋(耀(かがやき))
・浦田秀夫(市民社会ネット)
・佐々木克敏(リベラル)
・小森雅子(民主党)
[正副議長]
議長
・村田一郎(公明党)
副議長
・野田剛彦(新風)
[傍聴議員]
・石崎幸雄(公明党)
・中村実(市政会)
・角田秀穂(角田秀穂)
[
説明のため出席した者]
・藤代市長
・松本副市長
・平丸副市長
・山崎財政部長
・金子財政課長
・須田健康福祉局長
・加賀見健康部長
・神田健康増進課長(参事)
・鈴木建設局長
・山本道路部長
・長岡街路課長(参事)
・石毛
教育長
・村瀬教育次長
・松本管理部長
・千々和
施設課長
・湯浅下水道部長
・宇賀下水道計画課長(参事)
・外 主幹・副参事
[議会事務局出席職員]
出席職員
・宮本議会事務局長
・富田議事課長
・小川議事課長補佐
・担当書記
・泉議事第2係長
・白石主任主事
・飯田主事...